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歴史のテスト勉強の仕方について

(今回動画はなしですが、時間・需要があれば関連する動画をとるかも知れません)

こんにちは。野崎です。
今回は番外編として、どのように歴史のテスト勉強をしたら良いのか?について解説したいと思います。

普段学校で生徒から質問を受けることが多いので、自分のおすすめの勉強方法を解説したいと思います。
ただ、勉強方法には合う合わないがあることも事実ですので、参考程度に自分にあった勉強方法を模索してもらえればと思います。

自分にあった勉強方法を模索するというのは生きていく上でも重要なテーマだったりもします。
勉強方法を模索する上での参考になれば嬉しいです。歴史の世界史を題材に解説しますが、もしかしたら他の教科でも参考になるかも知れません。

「木を見て森を見ず」

これはアンチパターンです。たまに小さいことにこだわって全然勉強が進まない人がいます。世界史でいうと「古代中国の石器や遺跡の名前をすごい覚えているけど、それ以外は全く知らない」という人が当たります。
まあそれはそれで私は素晴らしい好奇心だなあと思いますが、「テスト勉強」という文脈ではあまりよくはないです(高校の段階ではいろんな歴史を知ってほしいなあとも思いますしね。)。

まずは歴史の概観を知ることが大切です。
例えば中国史(殷〜南宋)までは以下のページにまとめました。このように自分でまとめたり、何もみずに説明できるようになることが大切です。
中国史①歴代中国王朝を覚える

概観を知ることで、それぞれの時代の理解も深まると思います!!

ちゃんと授業を聞く、教科書等を見返す

当たり前のことなので省略。
それぞれの時代にどんなことがあったのか?まずは触れてみないことには始まりません。

アウトプットする

ただ、正直いうと「教科書読んでもわからない」「授業の内容忘れてしまった」という人がほとんどだと思います。
それは当然で人は一度聞いただけでは覚えることはできませんし、授業中眠くなることもあります(笑)(寝たらだめだよ)。

時代の概観を理解できたら、覚えていることを書き出して見ることをお勧めします
一枚ノートや紙に思い出せることを単元や時代・王朝・国などごとに書き出してみましょう。例えば、中国王朝の前漢だったら以下のようなことが書けるのではないでしょうか?
コツは丁寧にまとめようとしないことです(はっきりいって時間の無駄です。丁寧に書く暇があったら、テキトーにいっぱい書いてみましょう)。
前漢の情報を一枚の紙にまとめた画像

もしかしたら、一切何も思い出せないという人もいるかも知れません。
(上の例だと儒教についての記述が一切なかったりしますので、それが全く覚えていなかった情報になります)
しかし、全く問題ありません。そんな時は教科書やノートを見返したり、問題を解いてみたりするだけです。
できたらまたリベンジしてみましょう。
用語をさらに抜きだしてまとめるのも良いかも知れません。

理想は紙にまとめた内容や量が授業ノートや教科書の内容と完全に一致しているのが理想です。
ただ、理想は理想です。繰り返しやることによって、徐々に定着していくものです
書けないということは記憶に定着していないということなので、自分の苦手な時代や分野がわかるかも知れませんね。その部分はもう一度復習して再度チャレンジしてみましょう!

一枚の紙にまとめるのもポイントです。時代ごとに整理する力がついて、正誤問題や時代整序問題、なんでもかかってこい状態になれると良いと思います!!

将来生きていく上で、情報を1つにまとめるのも重要な力になっていきます。

まとめ

おすすめの勉強方法をまとめると、

  • 歴史の概観をまず頭にいれる(このサイトもぜひ参考にしてね!)
  • インプットする(授業をちゃんと聞く、教科書を読んでみる)
  • 紙に自分でまとめたり、問題を解いたりといったアウトプットをする(重要!!)


特にインプットで勉強した気になってしまっている人も多いような気がします。
ぜひ、参考にしてみてください。

紙にまとめるというのは1つの方法に過ぎないので参考までにしてください。大事なのは自分にあった勉強方法を見つけることです。
ただ、歴史が得意な人は知らないうちに時代などでしっかり情報を整理しながら勉強ができる人だということは言えると思います。
そんなことを意識しながらテストや受験に向けて勉強頑張ってみてください!